曲げ加工におけるコストダウン/金型交換の回数を考慮する
曲げの形状によっては複数の金型を用いて曲げなければいけない場合があります。そのような場合、金型交換の段取りが発生してしまうので手間が増えてしまい、コストアップにつながります。
上図のような鋭角曲げが特に必要ではなく、ひとつの金型で曲げることができる形状への変更が可能であれば、金型交換の段取り替えがなくなるので、手間が減りコストダウンにつながります。
POINT
鋭角曲げをすると、板の小口が出でない(錆びが見えにくい)というメリットがあります。ただし、強度面においては九十度曲げでも十分で、なおかつ、金型交換不要によるコストダウンにつながります。